【おんばしら】とは?
 信州諏訪のおんばしら祭(2004年諏訪大社上社の模様をご紹介)

「おんばしら」は寅年と申年の7年目毎に、諏訪地方を祭り一色に染め

上げ勇壮に展開される。

正式には『諏訪大社式年遷宮御柱大祭』と言い、諏訪大社の社殿を新し

く造り替える(式年造営)祭であるが、今日では、社殿全体ではなく

宝物殿のみが造営されている。この祭りの中心になる行事が「おんばし

ら」と呼ばれ1200年以上の伝統を持つ大祭で、山から切り出したモミの

巨木(御柱)16本を里へ曳行(えいこう)し、諏訪大社の上社「本宮」

(諏訪市中洲)と「前宮」(茅野市)下社「秋宮」と「春宮」(ともに

下諏訪町)の各境内の四角に4本ずつ建て、ご神木とする。

YOSHIRONの出身地(中洲)は今回は抽選により「本宮-2」の御柱の

担当となったので(抽選で引き当てたのはYOSHIRONの小中学校の同級生

「五味武彦」氏でした)ここでは「本宮-2」を中心に紹介します。

御柱祭は「山出し祭」と「里曳き祭」の2部で構成される。

山出し祭の見所は「木落し」と「川越し」で、木落しは最大傾斜度30

度、長さ約40メートルの急坂を、メドデコと呼ばれるX字型の柱に

多数の氏子を乗せたまま、豪快に落ちるのが見もの。

つづく川越しでは八ヶ岳の雪解け水をたたえる川幅20メートルの

「宮川」を横断する。以下にその様子をご紹介いたします。

 御柱祭りの詳しいことは左記の目次からご覧ください。