上社・木落し 編 (2004年4月2日〜4日開催)

 諏訪大社上社・木落し 編


「前宮-2」が木落し坂の頂上付近にさしかかりました。ここからメドデコに氏子を乗せたまま、写真の向こう側の急傾斜を滑り降ります。


「前宮-2」を木落し坂の下から(上2枚の写真とは逆方向から)撮影したものです。 坂の頂上でメドデコを左右に揺らし気勢を上げながら待つこと1時間、木遣りに合わせ3,000人の引き手の「ヨイサ、ヨイサ」の掛け声で地響きとともに巨木が坂を滑り始めた。


坂の脇には万一に備えて救急車が2台待機。この日もメドデコから落下した氏子2人が重傷(骨折)を負ったとの事。(過去には死傷者あり)長野県警の発表では3日間の人出は前回より7万人多い約31万人との事。全国各地から見物ツアー客が大勢つめかけ写真右の線路の向こう側も見物人で満員でした。

続いて「本宮-2」が旗手を先頭に木落し坂にやってきました。


赤旗が出ている間は落下しません。櫓の横断幕には「ここは木落し、諏訪の男の肝試し、皆様ご無事でお願いだ〜〜」と書かれています。


待つこと1時間30分いよいよ落下です。 警備の警察官も大勢見守る前で落下開始。   巨木が地響きを建て滑り落ちます。





坂の頂上から御柱を見守る「梃子衆」たち。「ヨイテコショ」の掛け声で御柱の舵取りをします。
愛犬リリーもお揃いの法被を着てゴキゲン!!  この法被は1974年の御柱祭で当時2歳のカオリンが着たものです。
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