1)NEF(新エネルギー財団)への応募申し込み(2005年4月1日) → 予約受付通知(4月15日)
2)市役所への応募申し込み(2005年4月1日)→ 予約受付通知(2005年4月13日)
3)現場の下見(4月18日)およびシステム設計
4)NEFへ工事着工届け提出(4月25日)
5)設置工事(5月10〜11日)
6)電力会社の落成検査および電力受給契約(2005年5月20日)
7)稼働開始(2005年5月20日午後3:00)
8)NEFへの補助金交付申請(5月)、補助金の交付決定通知(7月30日)【\20,000×3.9=\78,000】
9)市役所への補助金交付申請(5月22日)、補助金の交付決定通知(5月25日)【\50,000×3.9=\195,000】
10)電力会社からの売電料金振り込み開始(6月16日)
11)NEF(新エネルギー財団)および市役所に実績報告書の提出(6ヶ月毎2年間)
太陽電池パネルの配置とシステム出力 |
設置した屋根は変形の寄棟屋根のため、左図の様にモジュールを4箇所に分割配置する事とした。分割配置は効率が落ちるがやむを得ない。使用したモジュールはシャープk.kのNE-100CR(公称最大出力100W・変換効率13.2%)を27枚とNE-050LR、RR(公称最大出力50W・変換効率10.0%)を24枚、合計システム出力は「3.9kWh」となった。
家の向きは「やや東南」に向いているため、東側(図の右側)は早朝からよく陽が当たるが、午後には効率が悪くなる。逆に西側(図の左側)は朝日は殆んど当たらないが、午後から日が沈むまで日当たり良好である。この為、天気の良い日には夜明けから日没まで常に何処かのパネルで発電しているが、実効システム容量は「3.0kWh」位となる。
下の写真(発電監視モニター)では3005Wを示している。
|
発電システムの据え付け |
電池モジュール モジュール固定用架台の取り付け 電池パネルの取り付け 完成した西側外観
インバーター設置の状況 発電状況監視モニター 左側買電用 右側売電用電力計
コンセントは停電時自給電力取り出し用
電力会社との受給契約変更 |
太陽光発電設備の系統連系に伴い電力会社との「電力受給契約」の変更を行った。
(税抜き価格・2006年4月時点)注)金額は東京電力の値であり、電力会社により多少異なる場合があります。
従来の契約 |
「従量電灯B」での買電価格 (2006年4月時点) |
基本料金 |
契約容量 50A |
1,300円 |
電力量料金 |
1段・最初の120kWhまで |
15.29円/1kWh |
2段・120kWhをこえ300kWhまで |
20.04円/1kWh |
3段・上記超過 |
21.25円/1kWh |
|
新し
い契約条件 |
「時間帯別電灯・夜間10時間型」での買電価格 (2006年4月時点) |
基本料金 |
契約容量 60A |
1,200円 |
電力量料金(昼間時間)AM8:00-PM22:00 |
1段・最初の80kWhまで |
21.00円/1kWh |
2段・80kWhをこえ200kWhまで |
27.55円/1kWh |
3段・上記超過 |
29.20円/1kWh |
(夜間時間)PM22:00-AM8:00 |
7.30円/1kWh |
|
余剰電力の売電価格 |
時間帯別電灯「夜間10時間型」の適用 |
3段 |
29.20円/1kWh |
2段 |
27.55円/1kWh |
1段 |
21.00円/1kWh |
当該月の電気使用量の3段階区分にそって、上から3段→2段→1段と順に適用 |
新たに契約した「時間帯別電灯契約」が従来の契約「従量電灯B」と比較し大きく異なる点は昼間の買電価格は高くなるが、売電価格も高くなり、夜間電力は70%引きと超格安になることです。
従って電気炊飯器・食器洗い乾燥機・洗濯機・ポットなどの電気製品はPM10:00以降に使用し、トースター・コーヒーメーカーなどもAM8:00前に使用すれば経費節減となります。昼間の太陽が照っている間は出来るだけ節電し売電に回すことが効果的です。
|
|