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中学2年生は大きく成長する時期です。
 
 毎日の生活の中では子供たちの変化はなかなか見えてこないものですが、この時期の子供たちはに、三カ月毎に大きく変わります。まさに、生命体としての人間が、つぎの段階に脱皮するように大きく生まれ変わろうとしているようです。
 しかし変化に気づくのは、当然変化してしばらくしてからです。ですから、周りの大人は、子供たちの成長への意欲が空回りに終わらず、よりよい自立につながるように、日々の子供たちの様子を見守り、成長の機会を逃さないように背中をそっと押してあげることが大切だと思います。
  宅の機を感じあうことが大切です。

 子供たちを固定概念で見てはいけません。
 一週間、一か月、二か月、春夏秋冬、それぞれの期間で、しかも日々揺れ動きながら大きくなる子供たちに、大人になるためにきちんと勉強に向かい続ける大切さを伝えます。

 英語でいろいろな物語が読めるようになります。英語と日本語の構造の違いを理解すると、英語という言語がすっきりわかるようになります。楽に英語と接することができるようになります。

 数学で連立方程式、関数、図形の証明などを通して、与えられた情報の整理の仕方、変化していく情報の合理的な処理の仕方などを学びます。知恵を絞って考えると、いろいろな解法が飛び出してくる数学の面白さを体験できる楽しい1年です。

 理科は科学としての理科の出発点。いろいろな化学変化を学びながら原子、分子の世界へ。そして電気の世界。人間の体の仕組み。小さかったころに不思議に思っていたことが次々に解決されます。さらに「どうして?」という言葉を持ち続けてほしいと思います。

 社会も理科同様、大きな地球の中で暮らす私たちの生活、文化の成り立ちを地理と歴史を通して考えていく、ダイナミックな展開の一年です。ただ暗記の科目としてしまうのはもったいないことです。心をざわつかせて勉強していくと、どんどん面白くなります。

 そして国語。当事者である子供たちは気がつきませんが、文を読み続ければ、春と冬では全く違う次元の文章を読めるようになっています。理解できる語彙が驚くほど増えています。いろいろな刺激が脳を活性化し、精神年齢を上げ、より深い文章を読めるように子供たちを成長させていくのでしょう。日本語でものを考える日本人が、国語力を鍛えるチャンスを逃してはいけません。母語は大切です。積極的にいろいろな文章を読み、世界を広げるために頑張ってほしい科目です。


 神奈川県の入試制度では、2年生の成績が少しだけ入試の資料として使われます。成績に無関心ではいけません。しかし、ひたすらテストのためだけの勉強に走ってしまうと、2年生の一年間で学べる大きな流れの中からはじき出されてしまいます。
 守りに入ってはいけない時期です。

 2年生では、1年生同様、日々、授業が理解できているかどうか判断することを大切にさせます。そしてそれに加え、日々の授業が定期テストの勉強につながるよう、「その場で覚えきることの大切さ」を教えながら、短時間に集中して勉強する習慣を身につけさせていきます。
 中学校での行事、生徒会活動、部活などに主体者として参加していくためには、自分で自分の生活を律するようにならなければなりません。生活のリズムを上げ、自分で自分を大きく変えられるのが2年生という学年です。この大切な一年。子供たちが自分を磨くために前向きな日々を送れるように、明るく、楽しく、そして少しだけ厳しく子供たちに接していきます。

 7月までは、中間テストの時期以外は英数中心の授業を週2回(火、木曜)、国理社中心の授業を月3,4回(土曜)のペースで勉強します。夏期講習を終えた9月からは毎週3回(火、木、土曜)の授業で、英数国理社5科目を勉強します。



緑教育サークル
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