この度東京電力より、次のような文書により太陽光発電の新たな買取制度開始の連絡が来ました。 『低炭素社会の実現に向けて、太陽光発電の導入拡大を図るために、平成21年11月1日より「太陽光発電の新たな買取制度」が開始されることになりました。』 新買取制度における余剰電力の買い取り価格は1kWhにつき@48円(従来は約@24円)となり、買取期間は10年間が適用されます。太陽光発電システムを設置した2005年6月からの「買電料金と売電料金」は下図の様であり過去4年5ヶ月の平均は買電が8,649円、売電が5,202円でした。この間売電が買電を上回ったの事は6回(下図の赤丸)ありました
新制度適用によりどの様に変化したのか?
下のグラフは新料金適用後の買電料金と売電料金です。買電料金は24ヶ月平均で8,406円となり上のグラフ8,649円とほぼ同じであるが、売電料金は月平均で9,841円となり約4,600円上昇している。
売電料金が大幅上昇した結果、実質電気料金は下図の様に5月〜9月は大幅なマイナスとなった。2010年の夏は史上まれにみる猛暑で連日エアコンはフル回転でしたが、それにも拘わらず大幅なマイナスになったことは太陽光の効果を実感できる。また2011年4月〜10月も晴れの日が多く発電好調、LED照明の節電効果も加わり売電料金は過去最高を記録!冬期昼間の電気暖房費を抑える為、石油ストーブを併用し極力売電にまわした。灯油料金は月平均\976となったが、買電料金はマイナス\1,475/月となり灯油料金を差し引きマイナス\500/月(年間\6,000のマイナス)となった。
下記に2011年7月のデータを示します。買電料金は¥5,856、売電料金は¥15,696となり¥9,840戻りとなる
好天が続き売電料金は19,440円と過去最高を記録。買電料金は7,953円であり¥11,487の戻りとなる。
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