パソコンの製作−1


 PentiumVを用いたDOS/Vパソコンの組み立て

パーソナルコンピュータの高性能化・高機能化の進展は凄まじく、CPUの高速化はとどまる所を知りません。このページ作成時点(2001年5月)ではPentium 4の2.0 GHzが最速、またHDDの大容量化(同時点最大100GB)や周辺機器とのインターフェースの高速化などにより、3年も経てば古くて使えない「ただの箱」にも成りかねない状況です。
私もこれまでホーム用とモバイル用に数台のパソコンを使用してきました。性能向上の為にメモリー増設と大容量HDDへの装換やCPUのクロックアップなどの対応をしながら何とか使用してきましたが、機種毎に増設メモリーの形状が異なったり、CPUの交換は不可能だったりで対応にも限界があります。そこで機能・性能の変化に対応しやすいよう、DOS/V用パーツをバラバラに購入し組み立てる事にしました。これでマザーボードとCPU以外は共通化出来買い替え不要となりました。また周辺機器の拡張性も大幅に向上し、しばらくは基本構成は現在のままで使える様になりました。組み立てに使用したパーツの一覧を下表に示します。

 採用パーツ一覧表

初期組み立ては2000年1月でした。その後、故障交換したり、性能向上のためグレードアップしたパーツを青色文字で示します。2009年1月現在は下記のパーツで順調に稼働しております。

  
品名  型番  メーカ名  備考
マザーボード AX3S-PRO-U  A-Open  ATX
 CPU  Pentium V 933FCPGA  Intel  Soket370
 メモリーモジュール−1  256MB(133)CL2  IO Data  
 メモリーモジュール−2  256MB(133)CL3  No Brand  
 HDD(ATA-100対応)  ST3120026A  SEAGATE  120GB
 FDD  2 Mode  MITSUMI  1.44MB
DVD-RW & CD-RW   DVR-ABH12W  IO Data  40倍速
 LANアダプター  CG-FEPCITXCP  Corega  100 Base TX
 キーボード  KEK-EA9KU  MITSUMI  
 マウス  光学式USB  ELECOM  ホイール付き
 アルミケース  MT-PRO 1001αW  Windy  335W電源付き
 OS  Windows XP(HomeEdition)  Microsoft  グレードアップ品

 組み立ての手順


ATXタイプのマザーボード を 熱放散の良いアルミシャーシーに固定します。次にソケットにCPUを差込固定します。


次にCPUのチップ周辺にシリコングリスを塗り放熱用FANを取り付けます。メモリーボードをソケットに差し込みます。シャーシーをケースに固定し電源、スピーカー、LED表示、リセットボタンなどのリード線コネクターをボードのソケットに差し込みます。

ハードディスクドライブ
次にPCIボードをソケットに差込みネジで固定します。上からCD-ROMドライブ、フロッピーディスクドライブ、ハードディスクドライブを取り付け結線します。

裏側写真 ケース正面
CD-ROM、FDD、HDDなどを正面側から写す。    裏側の写真。      化粧パネルを取り付け完成です。