nagyからの手紙(4)  e-mail: woodsfan@n02.itscom.net

オークランドで、Janeに町医者に連れられていってから、
その日の宿泊予定のジェーンの友人の家に行きました。
こちらの人は、とにかくホテルなどにとまりません。
とにかく友人の家です。
今回は、ここの家の人たちがお国に帰っているということで、
留守なのです。亡くなった旦那の友人なので、マレーシア系中国人の
留守宅を、自由に使えるということなのですが、
(もちろん使ってと旅行に出る前にいわれていたよ。)
今、人が住んでるっていうくらい、散らかっている状態で、
ぎりぎりまで飲んでいたらしき、お茶のカップも、
シンクに入っているし、でも電気は止めていったらしく、
シャワーからは水しかでなくて、
ジェーンは「おー、やだやだ」といって浴びませんでした。
夜はオークランドに住む姪も誘って、N.Z.で話題の3時間の映画
「The Lord of the Rings」を見に行きました。
感想を聞かれて、景色は美しかったけど、ストーリーはテレビゲームみたい
だったと言って、姪にちょっとむっとされました。しまった!

次の日はオハクネに帰るつもりで出たのに、うちのジェーンおばさん、とにかく
寄るとこよるとこ全部で、人と話すので、もちろん知らない人とでも、道聞くために
寄ったとこでも、すぐ30分くらいになるので、家どころかモーテルもないような
ところで日が暮れて(9:30くらい)、
しょうがなくキャンプサイトマークのある村で、
うろうろしていたら、管理人らしき人が出てきてくれて、
テントがないなら、キャラバンカーに泊まれといってくれて、
キャラバンカーで一泊。一人一泊 500円くらい。
懐中電灯をもって、トイレまで行きました。何とか洗面台で足を洗い、
薬をつけて、寝返りも打てないほどの一応ベッドで就寝。
ジェーンはテントよりマシね。立って歩けるしってさ。砂だらけのそこにあった
毛布をかけて寝てたよ。私には持ってきていた、寝袋を貸してくれた。

翌朝はさわやかに目覚め、8時にスタート。途中朝食を食べ、
10畳ほどの広さの博物館?みたいなところで、
2時間話し込んだり、ホスピスに入院している友人を見舞ったりして、
ようやく家に辿り着いたのが6時半。長かったー。
それとて携帯に親戚のおばさんが泊りにくるっていう、
メッセージを受けなかったら、
その日もどうなっていたか、わからなかったよ。

ラッキーは鼻息鳴らして、耳ひっくり返るほど喜んで走り回って、
お帰りなさいをしてくれました。

その後10日間は静かにオハクネで、休みを楽しみました。
それでは私の夏休みレポートは終わります。
                            受2002年1月28日