オープンプランとクローズドプラン  

 カーポートなどの計画を云々する前にオープンプランとクローズドプランについて説明しておく必要があります。

 エクステリアでいうオープンプランというのは、道路から建物までが門扉などで仕切られること無くだれでも玄関先まで入ってこれるような計画です。それに対してクローズドプランというのは塀と門扉で仕切って、第三者が敷地内に容易に入ってこれないような計画です。昔は門扉が無いと落ち着かないというお客様が多く、防犯的な意味からも門扉を付けたいというご希望が少なくありませんでした。
オープンプラン クローズドプラン
 でも最近では防犯に対する認識も変わり、できるだけ外から見えたほうが防犯上有利だとされています。門扉を付けても鍵までかけるお客様はほとんどいらっしゃらないのでそもそも気分的なものだったのだと思います。また敷地条件も昔よりきびしいケースが増え、門扉などを付ける余裕の無い敷地も多くなりました。

 オープンとクローズの間にセミクローズと呼ばれるような計画もあります。カーポートなどはオープンなのですが、玄関まで行く間に門扉を通って行くような計画です。閉鎖的にはしたくないけれども気分的に門扉はほしいというようなご希望に応えた計画です。

 最近の防犯上の流行を少し触れておきましょう。外から良く見えた方が泥棒が仕事をしにくいので防犯上有利ということは変わりありません。ただ建物の陰に入られるとどうしても死角になるのでオープンプランにしたからそれで大丈夫というわけではありません。エクステリアの門扉は建物のドアなどに比べると簡単な作りなのでそれで泥棒を防ぐことは期待できません。そこで最近簡単にできる防犯対策のひとつとして人感センサー付きの照明器具があります。建物の裏の暗がりに入って窓などを開けようとすると明かりがついてまわりの家に知られるという仕組みです。

 さらに強力なシステムとしては、防犯カメラがあります。複数取り付けたカメラからの映像を一か月分保存するハードディスクドライブがセットです。抑止力としては有効だと思います。

 さらに自己管理型という防犯システムがあります。部屋内にシステムをセットすると外出時に部屋に異常があった場合、自分の携帯電話に繋がるようになっています。 電話から威嚇したり、警察に連絡することで泥棒が仕事をする余裕を与えません。テレビ電話と繋がるシステムもあります。

 最近では泥棒の方もやり方が巧妙になってきて、下見のときに犬を吼えさせて、それで近所の人がでてくるところは仕事をしにくいとみなすそうです。やはり日ごろからの近所付き合いが一番有効な防犯手段のようです。

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