新防火地域ではすべての建物が準耐火建築物以上
(柱、梁、壁、床などの主要構造部が45分間の火災に
耐えることとすること)の防火性能を要求される
木は1分間に1㎜の割合で燃えるので45㎜の厚さが
あれば燃えるのに45分かかる
その分、寸法を大きくすることで柱梁を表すことが可能
(燃え代 設計と言う)
構造材は杉に桧、造作材は杉、
仕上材は信州カラマツ、漆喰、和紙、
断熱材は木の繊維と 人にやさしい自然素材を使用
自然の力も利用
鉄板屋根の裏側に空気を通すことで、冬は太陽の熱を
もらい温められた空気を床下に送り、暖房を行う
夏の夜は、放射冷却された屋根で冷さ れた空気を床下に
送り土間コンクリートに蓄冷し、室内を冷す
夏の日差しを調整するパーゴラのあるバルコニーを持つファサード
広間から庭へとつなぐ広い玄関土間
8寸の大黒柱に化粧梁 木組をみせた内部空間
厨房は家の中心 すべてが見渡せる
1階へ光を入れる吹抜を廻る回廊
2階の間