学生時代に恩師白濱先生の設計された別荘

当時、 私も研究室におり、設計に参加していた

桧真壁造り、箱根の湿気の多い土地で30年以上
経っ ても傷みはほとんど無い 深い庇が守ってくれている

縁があり、20年の時を経て先生自身が住まわれること になった

もともと別荘であったため、ミニキッチン仕様 で、料理好きの
奥様には台所が手狭な為、厨房と食堂 の増築を希望されて、
娘さんの為の小屋裏部屋も一緒 に造ることになった

基本は当初の設計に合わせ桧真壁造り

小屋裏の間仕切りのガラス格子戸は元々使わ れていたものを
使用した

南側の引違格子ガラス戸は 雨戸が付かない為に真空ガラスを
使用して、断熱性能 を高めている

鉄平石の敷かれた床には床暖房が設置 されている

キッチンはオールステンレス製で作成