22坪程の狭小の土地の建売住宅の建替
隣家が真南を塞いでいる為に、南東と南西に
向けて空きを求め、視線をはずして開口をあける
庭は小さいながらも対角線を意識し奥行きを出し、
足りない分は建物を欠き濡れ縁側をつけて、外との
つながりを大事にしている
道路からのひきが無い為、建物をえぐり、ポーチをつくり、
街に対してベンチとグリーンアーチを付けている
広間では窓とポーチそれぞれに45度に切取られた空間が
囲むベンチを形づくり、会話が楽しい
厨房はベンチと直角に位置して、ベンチからは見えないが、
庭はどちらからも見えることができる
厨房からの視線は最も奥行感をもつ
2階は大きな襖で仕切り、開けると一つの空間になり、
ローテーションできる配置が使い勝手を良くしている
2階の浴室を1階のクローゼットに移すと、将来1階だけで
生活することも可能となる
ファサード、うがたれたポーチ、ベンチにグリーンカーテン
厨房を見る、ダイニングテーブルは棟梁の手づくり
囲むベンチのある広間、開口はプライバシーを考慮して高窓になっている 収納になるベンチ、テーブル共、棟梁の手づくり
唐松板の階段のある玄関ホールから広間を望む